文乃の思考整理

20代後半女性。ADHDの診断あり。抑うつ状態で休職から復職。カウンセリングに通いつつ、生きやすさを模索する日々の記録。

ADHD(不注意優勢型)には断捨離がおすすめ

こんにちは、休職続行中のふみのねこ(@f9ewimPa2JiagVY)です。
天気予報をみたらここから1週間ずっと天気が悪いみたいです、日課のお散歩ができません。
今回はADHDには、断捨離がおすすめということで、20代前半にADHD診断されたふみのねこの生存術として行っている“断捨離”について書こうと思います。

 

ADHD(不注意優勢型)には断捨離がおすすめ

そもそもADHDとは

書店でもADHDの対策本をよく見かけるようになりましたが、発達障害の1つで、日本訳をすると注意欠如・多動性障害というそうです。
主な症状は3つ
1. 不注意
2. 多動性
3. 衝動性

多動性・衝動性が強いと、教室で椅子に座って勉強をすることが難しいので、小学生とかの段階でこの子もしや、と疑いやすいそうですが、私も含め大人になってからADHDの疑いをもつのは、「不注意優勢状態」の人が多いのではないでしょうか?

「家がいつもごちゃごちゃ!」
「待ち合わせに間に合わない!」
「期限に間に合わない!」
「とりあえずいつも何かに追われているしんどい!」

こうやっていつもぐちゃぐちゃしている私の口癖は「世の中で一番信用できないのは自分だ」でした。(現在はそうならないように頑張っている、たぶん)
友達からは、私が何かやらかすたびに「まあ…ふみのねこだもんね」というあきらめの言葉を頂戴します。それでも付き合ってくれる友達がいるって感謝しかありません。

 

ADHDに断捨離が良い理由

作業が単純化できる

物が減ると、必然的にやることが減ります。「もったいないし」っていう気持ちが物を持っているだけでも、自分のエネルギー・時間・場所は奪われています。
「収納 方法」とか検索する前に、まず荷物減らしたほうが私は効率的でした。
例えば、お洋服!いろんなオシャレしたい!なんて思っても、ADHDの人ならあきらめたほうが、生活はしやすくなると思います。
服を洗濯して収納する時間も、朝どの服を着ていくか考えることも、ADHDにとっては大きなエネルギーを消費します。服が決まっていると朝のお着替えが5分で終わるから本当に楽。ちなみに私は数自体減らしたいので、プライベートはなるべくワンピースメインにしています。上は何着て、下には何合わせようと考えることすら、面倒くさいw

 

忘れ物が減る

持っているものが少ないので、忘れ物が減ります!案外物がなくても人は生きていけます。「これもない」「あれも忘れた」って自己嫌悪に陥るなら、そもそも必要なもの自体を減らしていきましょう!二泊三日の旅行に行ったとき、友達より荷物が少なすぎて心配されました。

 

イライラしなくなる(笑)

これ、私のなかで一番大きな変化でした。物が多い時代は、常にイライラしていました(笑)何をするにも、自分の周りも、頭の中も常にぐちゃぐちゃで、どうしていいのか分からず、失敗体験ばかりが増えていくので、最終的には自己嫌悪。頭がクリアになる時間が増えるので、周りの人にも余裕をもって接することができるようになりました!

 

どうしたら片づけられるか~私がやったこと~

「いつか使える」ものは、捨てちゃう

「いつか使える」で物を残すと、永遠に物が捨てられません。「今、使っている物」以外は基本的に捨てましょう。
例えば…
・ワンシーズン着なかった服
・使っていないメイク用品
・書きづらいボールペン
・無料でもらった割りばし等
・思い出のものも、カメラで撮って現物は捨てちゃう笑
・何かの説明書(ネットで検索すればみれる)

 

基本1つ買ったら、1つ捨てる気持ち

私の家族は、しまう場所がないっていうたびに、収納家具ばかり増やしていました。結果、足の踏み場がなくなりました。収納家具を増やすより、手持ちの荷物捨てたほうが結果片付くことに、独立してから気づきました。このルールを課すと、買うことにも制限がかかるのでおすすめです。

 

一日一善もとい一日一捨

基本1日1つ、何かを捨てました。それでも案外物はなくなりません。注意してほしいのが、鼻かんだティッシュとか、使った割りばしとか明らかなゴミはノーカウントです。

 

“1か所だけ”集中して、“10分だけ”片付け

ADHDにありがちなのが、片づけていくうちにいろいろ広げてしまい、最終的には片づける前よりも散らかっているパターン!私もやりまくりました。もう時間きっちりはかって、「よーいどん」で始めたほうがいいです。10分経って無理ならもう、その日はやめてもいいし、やる気あれば続けてもいいし、そのぐらいのテンションでやったほうがうまくいきました。

 

ADHD(不注意優勢型)気味で悩んでいる方に参考になれば幸いです。